2021/12/23

『食品ロスを科学する!「もったいない」を学びましょう』開催報告

12月20日(月)『食品ロスを科学する!「もったいない」を学びましょう』をテーマに、学習会を開催しました。講師、参加者ともにZoomによるオンラインでの学習会です。

講師は、コープデリ連合会CSR推進部の職員さんです。

最初のクイズで、国連が1年間で支援する量よりも、日本の1年間の食品ロス量の方が多いという驚きの食品ロスの現状を知りました。しかも日本の食品ロス量の半分近くが一般家庭から出ているそうです。

続いて、全員で「野菜の皮むき」をしました。ピーラーと包丁でむいた皮の厚みを比較します。ピーラーの方が薄くむけたという方が多い中、包丁でもピーラーと同じくらいの厚さでむけたという方もいらっしゃいました。素晴らしいです♪ むき方を工夫して食品ロスを減らせることを学びました。

また、実際に実験を見て、野菜の皮にも栄養があることを知りました。捨ててしまう部分の“栄養がもったいない”に納得です。

「農薬検査クイズ」では、商品検査センターの残留農薬検査について、クイズを交えて教えていただきました。皮ごと残留農薬検査するということは、皮も安心していただけるということです。皮をただ捨てるのではなく、栄養をまるごと摂れるベジブロスも教えていただきました。

今回の学習会は、栄養溶出量など検証結果を示し“科学する”学習会でした。

画面で資料を共有しつつ、聞くばかりでなく、実験を見たり、クイズや対話の時間も多くありました。Zoom開催でも身近に感じていただけたようで、参加型の学習会は好評でした。

参加の皆さんからは「皮やゆで汁を捨てていたのはもったいなかった」「わかりやすい内容と説明でよかった」「出てしまった皮は乾燥して軽くして捨てるといいですね」という感想をいただきました。

実験やベジブロスに興味を持った方も多く、試したいというお声もいただきました。

できる範囲で無理なく、少し意識して、家庭からの食品と栄養のロスを減らしていきましょう!

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