5月14日(火)、コーププラザ富士見にて「専門家に聞く!終活のススメ」を開催しました。
定員15名で募集したところ、予想以上のお申し込みをいただき、急遽会場を広くして多くの方にご参加いただくことにしました。
それだけ皆さんの関心が高いということを痛感し、今回企画して良かったです。
講師は、NPO法人長野県相続成年後見協会 くらし&みらいの相談室 石橋さんをお招きしました。
石橋さん、実はブロック委員Nの中学、高校の同級生です。
ひょんなことから10年以上ぶりに再会し、終活に関わる様々な講演会を行なっていることを知り、ぜひここでもやって欲しいとお願いをしました。
講演の冒頭で「家族の身体が不自由になったり、判断する能力が落ちてから、終末期のことを相談しても遅いんです。元気な今!今話し合うことが大事」ということを力説されていました。
石橋さんのところに相談に来る方は大体親御さんが認知症になっていて、「当事者の判断能力がない場合、どうしようもない。大変失礼ですがお亡くなりになってからまた来てください」とお返事することが多いそうです。
そのほかにも相続トラブルや生命保険、空き家問題など多岐に渡ったお話を聞くことができました。
親御さんの預貯金だけを相続したい!というのは基本的に無理です。
相続には「負の遺産」も含まれます。
それは持ち家だったり、借金だったり様々です。
親御さんの財産、証券や書類、印鑑などどこにしまってるかご存知ですか?
普段目につかないところにしまい込んでいると、もしもの時にも見つけてもらえないです。
ご家族とはどこにしまってあるか共有しておくことが大事です。
そして、そういう普段話しにくいことをまとめて伝えることができるツールが「エンディングノート」。
自分の今までを振り返り、これからの人生について改めて見つめ直すこともできます。
「書きやすいところから書くこと」
「書き直すこともあるから、ボールペンはお勧めしません」
など、コツも一緒に教えて頂きました。
参加者からは
・講師の話がとても分かりやすかった
・終活の第一歩を楽しく踏み出せるきっかけになった
・預金の落とし穴や相続登記について参考になった
・テーマを絞ってもう少し時間をかけて詳しく聞きたかった
・2回目の開催を期待している。個別でも相談したい
という感想を頂きました。
今回は初回ということもあり、全体像をざっくりと説明したので、「もっと聞きたい!」という感想が多かったです。
ブロックで受け止め、今後もっと深掘りした企画ができるよう、検討していきます。
学習会では途中に休憩を挟み、お茶と試食タイムも設けました。
・co-opべにはるかの一口ようかん
・ co-opクオリティこだわりの海苔巻きおかき(有明産海苔使用)
・ co-opフルーツグラノーラチョコレートビター
の3種類をお好みの飲み物と一緒にブレイクタイム。
参加者さん同士でのおしゃべりがとても盛り上がり、とても充実した学習会となりました。
今後もくらしを取り巻く様々な課題を学び合えるような企画を考えて参ります。
ご参加くださった皆さま、講師を引き受けてくれた石橋さん、ありがとうございました!